毎週楽しみにしていた『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』ついに最終回。
こういう以上犯罪系のミステリーは本当にハズレがないです。
この作品で描かれていた比奈子の闇の部分『人を殺す者と殺さない者の境界線』。
その答えもしっかりと描かれていて本当に面白いドラマでした。
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ある意味、性善説と性悪説の戦いだったのかもしれません。
人の性悪な部分に襲われ続けた真壁永久(芦名星)と人の性善さに囲まれてきた比奈子(波留)。
この二人を対比することで、このドラマなりの境界線をハッキリ示してくれました。
それは「人のぬくもり」
比奈子の周りは、なんだかんだいってもいい人達ばかり。
無償の愛を注ぐ母親(奥貫薫)。
母親と同じように抱きしめてくれた石上先生(原田美枝子)。
親のように見守ってくれる厚田(渡部篤郎)。
比奈子を理解しようとしてくれる中島先生(林遣都)。
ぶっきらぼうにも刑事として比奈子を案じる東海林先輩(横山裕)。
仲間として普通に絆を持ってくれる同僚刑事達。
ラストで比奈子が永久を抱きしめるシーンがありましたが、自分がしてきてもらったことをしてあげたんですね。
もっと早くこうしてもらっていたら、永久も殺人鬼にならなかったかもしれません。
そう思って抱きしめたのなら、比奈子も普通に人の感情を持てる日が来るかもしれません。
最終回の視聴率は7.1%と振るわなかった感じがしますが、2時間ドラマで帰ってきそうですね。
全話視聴率まとめ
第1話 | 9.6% |
第2話 | 9.2% |
第3話 | 8.2% |
第4話 | 8.8% |
第5話 | 6.6% |
第6話 | 6.4% |
第7話 | 7.4% |
第8話 | 8.5% |
最終回 | 7.1% |
平均視聴率 | 7.9% |