テレビ朝日系木曜9時のドラマは『緊急取調室』の第2シーズンが放送されます。
天海祐希さんが“真実を追い求めるプロの取調官”を演じ、大好評を博したドラマ『緊急取調室』が連続ドラマ第2弾となって復活!
第1弾は2014年1月~3月まで放送され、2015年9月にはスペシャルドラマも放送されています。
『緊急取調室』あらすじ
叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』。
その『緊急取調室』が、取り調べの録音録画(可視化)を義務付ける「刑事司法改革関連法案」の可決(2016年5月)を経て、“密室の銃撃戦”ともいうべき緊迫の取り調べ劇を展開。
人生を積み重ねる中で、超えてはいけない一線を越えてしまった普通の人々―時にゾッとさせ、時にやるせなさや悲しさを感じさせる“裏の顔”を、マル裸にしていきます!
真実を追い求めるプロの取調官・真壁有希子に天海祐希さん
主人公・真壁有希子を演じる天海祐希さんは、連ドラ第1弾のときに役のイメージに合わせ、長い髪を約20cmもカット。
警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事。キャリア不合格組の警部補。所轄時代にその能力を認められ、警視庁捜査第一課へ。その後、特殊犯捜査(SIT)第3係長の主任に就任。女性初のSITの長として、犯人と交渉を行ってきた。ところが、バスジャック事件で交渉に失敗。犯人に発砲するという失態を招き、キントリに配属された。以前は上にも下にも媚びない一匹狼タイプだったが、事件の捜査を通してキントリ・チームに連帯感を覚え、チームの一員としての役割を大切にするように…。第1シーズンでは、夫の死にまつわる警察内部の闇に触れ、真実を解き明かした。第2シーズンでも、犯罪を強く憎む姿勢は不変。被疑者を「マル裸にする」を信条に、取り調べに臨む。
キントリ・メンバーのおじさまたちとはシーズン1以降、必ず忘年会をしますし、お食事会も定期的に開いているんですよ。その会ではいつも、まだ決まってもいないのにシーズン2をやるという前提で(笑)、皆さんから「次はこうしようよ!」と、いろんなアイデアが飛び出していたんです。そうやって親睦を深めてきた、頼もしい先輩方とまた連続ドラマでご一緒できることになり、とてもうれしいです。あいかわらず取り調べのシーンはセリフが多くて「うわっ!」とも思ったのですが(笑)、そんな思いもすぐに吹き飛ぶくらい、台本がとにかく面白くて! 今から撮影が楽しみで、ワクワクしています。
シーズン2では、自分で「こうだ」と思って演じてきた真壁有希子像に固執せず、新しい気持ちで有希子としての経験を積み重ねていけたらいいな、と思っています。シリーズを通して有希子も成長してきていますし、おじさまたちとの距離感も以前より近いはず。そういった部分をお芝居の中にちょっとずつ入れていきたいです。キントリのおじさまたちのお芝居は素なのか役作りなのか分からないですけど、もう悔しくなるくらい素敵! 皆さんのお芝居に乗っていけばきっと大丈夫、と信じています。
撮影に向けて、私も気合を入れ、髪をバッサリ切りました。真壁さん仕様の髪型でいると、視覚的効果も相まって、役への気持ちもちゃんと入るな、という実感があります。今回も『緊急取調室』ならではのショートヘアを楽しみつつ、おじさまたちと力を合わせて、頑張っていきたいと思います。シーズン1から見てくださる方に引き続き楽しんでいただくのはもちろん、今回から初めて見てくださる方にも疎外感を与えないようにしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。
キントリの管理官・梶山勝利に田中哲司さん
警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の管理官。
警察組織の階級主義、縄張り争いのしがらみに苦慮する一方で、出世も目論む中間管理職。ノンキャリアだが、冷徹な判断力と要領の良さで出世を重ねてきた。決断力で部下を引っ張る男。昔からよく知る有希子の“卓越した交渉能力”に目を付け、キントリ・メンバーに抜擢した。キントリ・メンバーには絶大な信頼を寄せる。
「もつなべコンビ」のなべ・渡辺鉄次に速水もこみちさん
警視庁捜査一課一係、殺人捜査第一係の刑事。
係長である監物大二郎とコンビを組んでおり、周囲から「もつなべコンビ」と呼ばれる。恐怖心や駆け引きの機微というものを持たない怪力男。上司である監物の命令ならば、どんなことでも従順に従う。キントリ・チームとの関係をうまく利用していけばいい、という合理的な面も垣間見える優秀な刑事。
「もつなべコンビ」のもつ・監物大二郎に鈴木浩介さん
警視庁捜査一課の殺人捜査第一係長。
部下の渡辺鉄次(速水もこみち)とコンビを組んでおり、周囲から「もつなべコンビ」と呼ばれる。自分たちが検挙した犯人を横取りしていく緊急事案対応取調班(通称・キントリ)に対して、敵意を抱いている。すぐ物に当たる、度量の小さい男。徐々にキントリ・チームの実力を認めつつあるが、相変わらず「俺たちはパシリじゃねぇ」が口癖。
警視庁刑事部部長・磐城和久に大倉孝二さん
警視庁刑事部部長。過去の不正などによる、警察不信、警察批判を払拭すべく、「開かれた警察」をモットーとしている。梶山勝利(田中哲司)をライバル視しており、彼が率いるキントリの活躍を内心では面白く思っていないが、彼らをうまく利用し、自分のポジションを確立しようとしている。
キントリのメンバー・菱本進にでんでんさん
警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事。刑事人生の大半がマル暴一筋で、見た目も物言いもまるでヤクザ。犯罪の生き字引。おだてたり、脅しや取引をもちかけたり…と、海千山千の経験で被疑者を落とす。以前は、女性警察官など邪魔だと思っていた。現在も、有希子(天海祐希)のことを「おばはん」と揶揄したりもするが、有希子の能力は十分認めている。
キントリのメンバー・中田善次郎に大杉漣さん
警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事。「ホトケの善さん」と呼ばれるほど、とにかく温和で、人情味あふれる善人。どんな凶悪犯であっても、更生する力があると信じている。被疑者に対しては無駄にテクニックを駆使せず、誠実に対応し、情で落とす。有希子との間には取り調べを通して、信頼関係が生まれている。
キントリのメンバー・小石川春夫に小日向文世さん
警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事。キントリ・チームきっての頭脳派。被疑者にはソフトに対応するが、その実、徹底した洞察力を発揮して追い込んでいく。普段はいつも笑顔。だが、誰も彼が本当に笑っているとは思っていない。有希子をからかったり、皮肉を言ったりすることもあるが、有能な同僚として認めている。