2017年1月期木曜劇場枠では『嫌われる勇気』が放送されます。
「嫌われる勇気」といえばアドラー心理学で有名なアレです。
原作では心理学者と青年の対話形式だが、この『嫌われる勇気』は刑事ドラマにしちゃいました。
アドラーの「嫌われる勇気」を持つ人が警視庁にの刑事だったら…という刑事ミステリードラマだそうです。
「もし警視庁の刑事がアドラーの『嫌われる勇気』を読んだら」ってことですよね。
主演は5年ぶりの連ドラ主演となる香里奈さん。メインキャストに、同僚の刑事役にNEWSの加藤シゲアキさんと、犯罪心理学者の大学教授に椎名桔平さんが出演します。
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『嫌われる勇気』あらすじ
刑事の庵堂蘭子(香里奈)が属する捜査一課に、新人刑事の青山年雄(加藤シゲアキ)が配属され、蘭子とコンビを組むことに。
自分勝手な動きが多く、何も説明してくれない蘭子に振り回され、うんざり気味の青山。
上司に相談すると、警視庁のコンサルタントも務める教授の大文字哲人(椎名桔平)を紹介される。
大文字は蘭子を理解するには、「アドラー心理学」を知る必要があると話し始めた…。
「嫌われる勇気」を体現する刑事に香里奈さん
香里奈さん演じる庵堂蘭子(32)は、独身・彼氏なしの警視庁刑事部捜査一課8係の刑事で、難事件を次々と解決に導いてきた実績を持つ。
組織になじまない一匹狼タイプで、常に自分が信じる道を行くため、上司や捜査本部の方針に反することも…、しかし、本人はそれを悪いこととは感じていない。
他人に媚びるところもなく、検挙率の高さを自慢するでもない態度に、彼女をよく思わない人間も多い。
要するに嫌われている女。
蘭子に振り回される新人刑事に加藤シゲアキさん
NEWSの加藤シゲアキさんが演じるのは新人捜査一課の刑事・青山年雄(28)。正義感が強く、刑事になるのが夢だった。
社交的だが、実は優柔不断な心配性。他人にどう思われているかがとても気になっている、嫌われたくない男。
視聴者の目線を担う影の主人公。アドラー心理学を学び、蘭子の行動を理解できるようになっていく…。
蘭子に理解者？犯罪心理学者に椎名桔平さん
帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人(52)を椎名桔平さんが演じます。
いくつかの難事件で警察に捜査協力してきた実績を持つ犯罪心理学者。
心理学者にありがちな、厭世的で皮肉屋、そして、ズバズバと痛いこという毒舌家でもある。
蘭子は元教え子。
アドラー心理学とは？
今や日常会話に出てくるほど一般的となった「トラウマ」という概念。アドラー心理学では、トラウマによる支配を否定した上で、「人間の悩みは、全て対人関係の悩みである」と断言。他者からどう思われるかは、自分にはコントロールできない「他者の課題」であり、自分の課題と他者の課題を切り離す「課題の分離」により対人関係の悩みから解き放たれることを説きます。他者から嫌われることを恐れない「嫌われる勇気」を持ちえたとき、人は初めて自分だけの人生を歩みはじめることができる。それがアドラー心理学の本質です。
他人の目を気にせず、自分の生きたいように生きましょう。っていう感じです。
[aff]
『嫌われる勇気』の見どころ
刑事ドラマとしては「臨床犯罪学者・火村英生の推理」みたいな感じになるのでしょうか？
ただ、事件解決より、蘭子の言動のタネ明かし的なところが醍醐味な感じがしますので、一風変わった刑事ドラマになる気がします。
「もしドラ」があれだけヒットしたんだから、「もしアド」じゃない『嫌われる勇気』もヒットするかも…。
