春の月9は相葉雅紀主演『貴族探偵』

春の月9は相葉雅紀主演『貴族探偵』

2017年4月からの月9は『貴族探偵』の放送が決定しました。
”主人公が推理をして謎を解く”という常識を覆す、”主人公が推理をせずに謎を解く”前代未聞のミステリードラマ!
原作は麻耶雄嵩さんによる本格推理小説『貴族探偵』と続編の『貴族探偵対女探偵』(集英社文庫)。
主演は相葉雅紀さん。その他のキャストに武井咲さん、中山美穂さん、仲間由紀恵さんなど豪華なキャスティング!
それもそのはず、今期で月9は枠として30周年を迎える期で、かなり力が入っているようです。

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『貴族探偵』あらすじ

ドラマの主人公(相葉雅紀)は年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明。己のことを貴族と名乗り、探偵を趣味にしている青年です。物語では「貴族」「主」「御前」という呼び名しか登場しません。働いている様子はなく、身なりは常に瀟洒、言動は紳士的でレディーファーストを心がけ、一方で貴族であるという自覚を強く持ち、権威に頓着することがなく常に泰然としています。事件に出会った際には警察の上層部に働きかけ、現場を指揮する鼻形雷雨(生瀬勝久)という刑事もしぶしぶ認める形で、事件解決に関わっていきます。
それでは貴族のお手並み拝見だ…そう誰もが思ったところ、なんと捜査、推理をするのは彼を取り巻く召使たち。「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」と言い放ち、事件関係者の女性と会話を楽しみ、遊びに興じている貴族にあっけにとられる周囲を尻目に、貴族へ絶対的な忠誠心を持つ、山本という執事(松重豊)、田中というメイド(中山美穂)、佐藤という運転手(滝藤賢一)の3人が現場分析、証拠集めなど捜査へと動き始めます。
そんな、破天荒な貴族たちと偶然に、かつ頻繁に同じ事件に居合わせ、貴族たちと競う形で謎に向き合うのが探偵の高徳愛香(武井咲)。喜多見切子という女性探偵(井川遥)を師匠と仰ぎ、彼女に憧れて探偵になった愛香は駆け出しの新米ながら、探偵という職業に人一倍の誇りと信念を持っています。そのため貴族のやり方には反感しかなく、貴族よりも先に謎を解こうと現場を奔走し、推理を積み重ねていきます。
いずれも見たこともないほど個性的で強烈にインパクトのある登場人物たちが織りなす物語は、ファンタジックでどこかコメディな部分も。しかし、事件のトリック、謎解きは常人の想像を越える極上の本格ミステリー。さらに、謎だらけの貴族は実は深い洞察を持って動いており、最初は「こいつは何なんだ!」という衝撃を受けるも、ドラマを見ていくうちに「もっと貴族のことを知りたい!」と魅了されることは間違いなし。
“主人公が推理をしない”前代未聞のミステリードラマは、一瞬も飽きることのない唯一無二のエンターテインメントとなります。

主人公・貴族探偵役、相葉雅紀さん

相葉雅紀さんが演じるのは、探偵を趣味にしている貴族を名のる青年。
探偵にも関わらず、本人は推理をせず、使用人に任せ、事件関係者の女性と会話を楽しむ。
「美しい女性をもてなすのは貴族のたしなみ」と公言してはばからず、紳士的で何があろうとレディーファーストを心がけている。

2年ぶりに、また月曜夜9時に出演させていただくことになり、とても光栄です。今回の僕の役どころは、“貴族”で“探偵”。これまで演じたことのないタイプの役どころですが、この“攻めた”役を楽しめたらと思います!また、僕の演じる貴族の使用人たちは、本当に素晴らしい役者の方々ばかりなので、緊張しますが、今回ばかりは存分に“命令”をさせていただこうかと思います(笑)。月曜夜9時、ぜひ家族そろってご覧ください!

新米探偵・高徳愛香役は武井咲さん

武井咲さんが演じるのは、新米女探偵・高徳愛香。
主演の相葉雅紀さん演じる貴族と事件現場において何かと相対することになる。
武井咲さんって新米〇〇役が似合いますよね。

本格的なミステリーに加えて貴族探偵という謎の人物。すべてがミステリーになっていて読み応えのある台本でした。そして、その貴族探偵にぶつかっていく女探偵を演じますが、視聴者の方と一緒に推理していく真っ直ぐな彼女と、今まで探偵ものはなかったので役と重ねてわたし自身も、初共演させていただく、貴族探偵を演じる相葉さんに思いっきりぶつかっていきたいと思っています。事件を一緒に推理していく、生瀬さん演じる鼻形さんとのやりとりも、ぜひ楽しみにしていただきたいです。物語はもちろん、人間模様にもミステリーが隠されているのでご期待ください

刑事・鼻形雷雨役は生瀬勝久さん

生瀬勝久さんが演じるのは、”貴族よりも先に謎を解く”という利害が一致し、愛香(武井咲)と行動を共にする刑事・鼻形雷雨。
原作には登場しないドラマオリジナルの登場人物。
上昇志向が強く長い物に巻かれ、現場経験が乏しいというハンデを抱えながら解決に邁進する異色の刑事。

お仕事のお話をいただいた時は、率直に光栄に思いました。そして共演者の方々を知り、楽しみに変わりました。ほとんどの方が旧知の方だったからです。しかも魅力的な方々ばかり。これは、現場に心地好い緊張感があふれるな、気合いを入れなければと気を引き締めました。相葉君とはバラエティーではご一緒したことがありますが、ドラマではほとんど初めてなので、とても楽しみです。武井さんは以前、ドラマでご一緒した時とはまた違った役どころですし、久しぶりの共演でワクワクしております。今持っている全ての力を全て出しきるつもりです

愛香の師匠・喜多見切子役に井川遥さん

井川遥さん演じる喜多見切子は愛香(武井咲)が「師匠」と仰ぐ女探偵。
原作では師匠は男性だが、ドラマでは女性としてアレンジされている。
愛香に探偵のいろはを教えた切子は過去に貴族探偵との推理対決に敗れ、その後謎の死を迎えた…というミステリアスな人物。

とても久しぶりの月9。お話をいただいて楽しいことが生まれそうな印象を受けました。相葉雅紀さん演じる、趣味が探偵という一風変わった男とは対立してきた間柄、今後どのようになっていくのか…また武井さん、生瀬さん、滝藤さん、中山さんと初共演の方が多いのも楽しみのひとつです。仲間さんとは映画『大奥』以来。松重さんだけはもう何度目でしょうか。そして武井さんとは師弟関係であり、でもどこか母なのか姉なのか…という愛情深い部分がコメディの中にふっと垣間見れたらいいなと思います。十数年ぶりの中江功さんの演出作品になりますが、いい緊張感で飛び込めたらと思っています。自由で大胆な切子を楽しみたいと思います。ぜひご覧ください

運転手・佐藤役に滝藤賢一さん

貴族に使える召使いの一人、運転手の佐藤を演じるのは滝藤賢一さん。
運転手であると同時に、いざという際には貴族を守るボディーガードも兼ねる役どころ。

役者という道を歩み20年。この瞬間を夢見ておりました…初めての、月9…フフ。役者ならば誰もが憧れるステージ、月9…フフ。40歳という節目の年、ついに、月9デビュー…フフ。ああ、なんていい響きなのでしょう…“僕もとうとうここまで来たか”と自画自賛、気付けばニヤけている毎日です。感慨深い思いと同時に気合いも十分!テレビに映る相葉雅紀さんを研究、イメージを膨らまし、徐々に役作りを始めておりますが、どんどん相葉さんへの思いが…。フフ。貴族役である相葉さんの運転手としてお仕えさせていただくのが今から楽しみでなりません。ステキな共演者、スタッフの皆様に助けていただきながら、しっかり自分の責任を果たせるよう頑張ります!

メイド・田中役に中山美穂さん

貴族に使える召使いの一人、メイドの田中を演じるのは中山美穂さん。
控えめな性格で整理整頓が大好きで、紅茶をいれさせたら右に出る者はいないと貴族(相葉雅紀)に言わしめる。
全編を通してメイド服を着用するということですが、中山美穂さんのメイド服姿は結構レアかもしれませんね。

まさかのメイドの役を演じることになるなんて、今まで想像したこともありませんでした。これは私にとって素晴らしいサプライズです。相葉さんはじめ、魅力あふれるキャストの方々との共演、『眠れる森』の時の中江監督の演出、全てが楽しみです

執事・山本役は松重豊さん

貴族に使える召使いの一人、執事の山本を演じるのは松重豊さん。
常に慇懃かつ冷静沈着で、貴族の手足となって働く。

一度、執事の洋服を着てみたかったです

謎の役に仲間由紀恵さん

仲間由紀恵さんが演じるのは、どこで?何の役で?全くの「謎」だそうです。
「果たして、その出演に気付けるか?」と紹介されています。

原作は本格推理小説『貴族探偵』

原作は麻耶雄嵩さんによる本格推理小説『貴族探偵』と続編の『貴族探偵対女探偵』。
原作者の麻耶雄嵩さんは、1991年にデビューして以来、推理小説の常識を覆す作品を世に送り続けて、斬新で挑戦的な作風に中毒的なファンが続出するなど、今、推理小説界の俊才として最も注目を集めている一人。
異様な殺人事件の裏にあるトリックを破るべき主人公が、まさか一切の推理をしないという、推理小説の既成概念を打ち砕く前代未聞の物語。
2作合わせた発行部数は約13万部。
『貴族探偵対女探偵』では、「本格ミステリ・ベスト10」2014年度で1位を獲得しています。
麻耶雄嵩さんの作品が映像化されるのは今回が初めて。

[aff]

『貴族探偵』の見どころ

捜査も推理もしないけれど、どんな事件も解決してしまう名探偵なんて、ミステリーの常識を覆す、かなり型破りなストーリーになりそうですね。
ここ最近、低迷が続いてる「月9」はこれくらい型破りがちょうどいいのではないでしょうか?
キレイにまとめたラブストーリーなんかよりは、断然おもしろくなりそうです。
「ガリレオ」以来4年ぶりのミステリーということで、フジテレビも”少しは考えているな”と思わせてくれます。
30周年記念でちょっと趣を変えてきた「月9」に期待しましょう。

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